初めての茶道教室体験レポート|教室探しの豆知識

●なにか習いごとをはじめたいな~!でも何やろう?という方必見!!●

あまのや廣瀬の“和文化教室に行ってきました~!レポート”です!

今回は<茶道教室>に挑戦です。

今回は表千家の茶道教室、秋山恵子先生のお教室にお邪魔しました!

茶道をはじめ、和文化のお教室って、なんだか敷居が高く感じられますよね。でも、行ってみると実はそんなこともないんです♪

今回は体験の流れを踏まえながら、いざお教室に行くにあたって心配や疑問を解消できればと思い、体験会の様子と入会にあたって気になるポイントのQ&A中心のレポートを作成してみました。

茶道を習ってみたい、けれど、いざお教室に行くとなるとドキドキしてしまう、問い合わせをしてみる勇気がない、そんな方がお稽古をはじめる第一歩を踏み出していただければ嬉しいです!どうぞご覧くださいませ。

<今回の内容>

  1. ご訪問前のギモン

・服装は?洋服じゃダメなの?

・用意しておくものは?

  1. いざ体験会へ
  2. 先生に質問!茶道教室に通うにあたってのQ&A

1.ご訪問前のギモン

いざ茶道教室の体験に行ってみよう!となったとき、服装や持ち物についても不安がでますよね。

服装は?洋服じゃダメなの?

茶道教室を体験させていただくということになり、まずはじめに気になったのが服装です。秋山教室では、こんな感じだそうです。

・お洋服でもOK!

・ただ、ノースリーブなどの肌の露出が多いものは避けたほうが望ましく、衿ぐりが広いものも、お辞儀をしたときに胸元などが見えてしまうので避けたほうがよいとのこと。

・また、正座をしたときに足が露出してしまうので、ミニスカートや短パンなども避けたほうが良いとのこと。

・足元は足袋(たび)の代わりに白い靴下を履くのが望ましい。(汚れを持ち込まないようにお教室についてから白い靴下に履き替える形がオススメです。)

・ロングヘアはまとめてすっきりが〇!

・貴金属(ネックレス・時計・指輪など)はお茶碗などの茶器を割ってしまう可能性がありますので、外しておきましょう!

・もちろん着物もOK!

先生によって方針は異なる場合もあるので、先生に確認をしていただいたほうがよいかと思いますが、一つの目安にしていただくと良いかと思います。意外と定期的に着物を着たいということで、茶道を習われる方も多いので、着物を着たい!という方は着物でももちろん大丈夫です!私は今回は職業柄、やはり着物で伺うことにしました。

用意しておくものは?

秋山教室では、体験は基本的には手ぶらでOK!白い靴下(もしくは替えの足袋)は必要に応じてご用意くださいね。懐紙などは入門してからでOKとのことです。

2.いざ体験会へ

ということで、いざ!「おじやましま〜す!」

「いらっしゃい。お待ちしておりました。」

美しい着物姿の先生が優しくお迎えくださいました。(ドキドキする~~~!)控えのお部屋にご案内いただき、持ってきた足袋(靴下)を履き替えていよいよお茶室へ・・・!まずは床の間に飾ってあるお花と掛け軸を拝見させていただきます。

季節のお花。今日は今朝咲いたという夏椿。そしてお軸は・・・読めないんですけど~~~(汗)。

「先生~~、読めませんーーー。」

「閑座聴松風(かんざしてしょうふうをきく)。松風とは、ここではお茶を点てる湯が、釜で煮える音を指すとのことで、これからお茶をいただく際には、一切の雑念を捨て、静かに座って釜の音に耳を傾けてください、というメッセージが込められているんですよ。」

おお~!深いです!

そうか!今日のお客様に合わせて、考えてくださったということだよね!?いらっしゃるお客様に合わせて、お花・お軸を選ぶということは、いろんな知識も必要になってくる・・・。お茶をいただく作法だけでなく、自身の教養も高めることができそう・・・!

そして、お菓子は六月ということで、三角形の和菓子、水無月(みなづき)。これは氷が高級品でなかなか庶民の手に渡らなかった時代に、氷に似たお菓子を食べることによって、暑い夏を乗り切るという願いをこめて作られるようになった和菓子だそうです。

お菓子と点ててくださったお茶をいただいて体験会、終了です。お茶碗も季節を考えた形、色柄となっており、目でも楽しめましたよ~♪

3.先生に質問!茶道教室に通うにあたってのQ&A

体験会で、お茶とお菓子をいただき、とっても楽しませていただいた後、入会にあたって気になるところをいくつか質問させていただきました!今回は基本的には秋山教室の場合になりますが、茶道を習いはじめるにあたってのイメージづくりのお役にたてば嬉しいです。

お花の勉強もできますか?

秋山先生「お花の生け方、花器の選び方、季節のお花についてなどお教えしますよ。」(秋山先生は池坊の教授でもいらっしゃいます!)

正座が苦手です。足がしびれて続けられるか心配です。

秋山先生「最初は皆さんしびれます(笑)だんだん長時間座っていられるようになってきますが、途中で足を伸ばしたり、歩いたりして大丈夫ですよ。実際に通っている生徒さんもそうした休憩を挟みながらやっています。」

どんな年代の生徒さんがいらしていますか?

秋山先生「小学生から70代まで幅広い方がいらっしゃいます。外国人の方もいらっしゃいますよ。」

ちゃんと毎週通えるか不安です。

秋山先生「月に3回、都合のつく曜日・時間でいらしてください。都度、予定に応じて時間や曜日の変更も可能です。無理なく、通えるよう必要に応じてご相談にのりますよ。」

お月謝以外に最初にかかる費用はありますか?

秋山先生「最初に揃えておいた方がよいものを揃えるとざっと1~2万円くらい見込んでください。入会金は、秋山教室はありません。」詳しくはこちらの「茶道の服装と持ち物|教室探しの豆知識」のブログもご覧になってみてくださいね!

受講料は振込ですか?

秋山先生「お月謝袋で納めていただきます。お月謝袋の納め方についても作法のお勉強を兼ねてお伝えしています。」

昔、違う流派で茶道を習っていました。入門しても問題ないですか?

秋山先生「問題ありませんよ。こちらでお教えできるのは、表千家のものになりますので、ほかの流派のものはお教えできませんが(笑)」茶道の流派をこちら「茶道の流派|教室探しの豆知識」にもご紹介していますのでどうぞご覧ください。

入門しても続くか心配です。

秋山先生「最初は心配になりますよね(笑)でも、意外と辞める人はいないんです。宿題もありませんので、楽しみで来てもらえればいいです。自分が豊かになれるので、来てくださる方には感謝しています。」

そこで、今日手伝いに来てくださっている生徒さんからも一言。

「65歳過ぎて初めて茶道を知りました。何をやっても続かない私が、もう5年目です!お茶は季節ごとのおもてなしもあり、楽しいんです!本当に奥が深くていつも感動、感動、感動!」

本当に茶道にはたくさんの魅力があるんですね♪

秋山先生も明朗でとても優しい先生。先生とお話をしながらお茶をいただくことが楽しくて、あっという間に体験が終わってしまったと感じました。

今回、実際に体験をしてみて、お茶って日々の自分の生活を豊かにしてくれそう!と感じました。他人への気遣いや思いやりの大切さ、四季を楽しむ心、「今でも毎日が勉強よ!」とおっしゃる先生の笑顔がとても印象的でした。

秋山先生、本当に素敵な楽しい時間をありがとうございました!皆さんもぜひお茶を楽しんでみてくださいね!

❁❁❁ TOCHIGI 和文化ナビ ❁❁❁

 日本にはこんなにステキな文化があるのに、伝えきれていないのが現状です。

実際に体験して、素晴らしい文化・地元の文化を広めていきたいと思っています! 

【栃木和文化ナビ】では、「習いたい人」と「教えたい人」をつなげるプロジェクトを行っています。

和のお稽古にご興味ある方はこちらをご覧くださいませ。


栃木和文化ナビ

自分にあった茶道教室を探す

和のお稽古ごとを見つける


栃木県小山市・栃木市・下野市・壬生町・野木町・茨城県結城市・古河市・八千代町近隣の和文化の先生をされている方で、生徒さんを募集されたいけれど、あまりインターネットなどが分からないという先生方もぜひお問合せください。
あまのやは和文化の地域振興を応援しています!

お問合せ:栃木和文化ナビ掲載について

-